京浜急行電鉄、泉岳寺駅ー新馬場駅で行われている連続立体交差事業を
新馬場から北品川駅まで観察してみました(2023年9月・10月)
新馬場ー北品川(駅間)
新馬場から北品川の駅間が工事の起点(終点)で、国道15号側に工事ヤードが整備されています。
この区間は勾配の高架橋を水平にするため、仮高架橋を整備してから本設の高架橋を構築します。
高架化で廃止になる北品川第一踏切道。
仮囲いが設置されケーブルの引き通し線が設置されていますが、こちらは昨年と変わりはありませんでした。
北品川駅
国道15号側(第一京浜)に出入口が一箇所設置されている北品川駅。
奥には保線基地を転用した作業ヤードが確認できます。屋根には足場が設置追加されました。
北品川駅ホームは高架駅舎整備に向け、ホーム床板が仮設化され線路には木製覆工が設置されています。
工事の進捗状況に合わせトイレの移設が行われました。
線路の一部をバラストから工事桁に変更。
北品川駅は跨線橋があり高架橋構築時の支障になるため、工事桁の下で仮地下道を整備します。
2022年9月に観察したときは写真左半分に保線用の線路が残っていましたが、完全に撤去されていました。
手前の線路は保線用線路になります。
北品川駅(旧東海道側)
北品川駅東側は仮囲いが設置されている状況。
側道を進むと右手にオレンジ色の工事用地を発見。
北品川の新駅舎は現在よりも少し東側にずらして作るので、これから用地確保が進められることになります。
北品川駅の北端(品川寄り)にも工事用地が確保されています。
こちらは作業ヤード(作業場)として整備されていました。
旧東海道、北品川本通り。
北品川駅は高架化に伴い駅前広場の整備が決まりましたがそれとは別に、品川浦周辺地区では再開発の検討が進められています。計画案では北品川駅周辺は西街区に設定されており、進捗状況によっては街並みの変化が予想されます。
以上新馬場ー北品川駅の工事の状況をまとめてみました。
地上に駅を作り踏切をなくす謎工事を観察2023 | 京急品川駅付近連続立体交差事業
上記動画verでは工事の様子を全区間に渡り紹介しています。
コメント