京浜急行電鉄で行われている連続立体交差事業を北品川駅から品川駅までの駅間で観察してみました。
北品川〜八ツ山橋
廃止予定の品川第二踏切。左側には仮囲いが設置されています。
品川第一踏切。
写真には写っていませんが、品川第二〜品川第一踏切間は仮囲いが設置されています。
踏切間は昨年から大きな変化は特にありませんでした。
八ツ山橋付近
1933年に架けられた京急線の八ツ山橋。今回の事業では踏切除却のほか八ツ山橋の更新も同時に行うため新橋梁架設に向けた工事が進行中です。
八ツ山橋そば、品川第一踏切付近にある作業ヤードでは土留め擁壁の構築作業をしていました。
土留め工事が完了すると掘削して基礎や柱の構築に移ると思われます。
八ツ山橋-品川
山手線留置線跡地にできた八ツ山工区の様子です。
2023年度は架設構台の設置を進めていましたが、、、
2024年度は橋梁架設に向け組み立て作業を開始していました。
1年でこんなにも変わってしまうのかと正直驚きが隠せません。凄いです。
八ツ山工区にはトラス状の建造物が出現しています。もしかして新しい橋梁か、、、?
昨年設置を進めていた架設構台は京急線品川駅を沿うように整備され、京急線の駅舎はほぼ確認できない状態になっていました。
八ツ山工区に現れた橋梁に似たものは手延機といって新八ツ山橋を送り出すための機材になります。
橋の設置場所は両サイドに京急線と高層ビル、下には東海道新幹線や山手線など主要路線の線路が10本通っていて架設条件が大変厳しい場所になっています。
そのため橋を横移動させて架設する送り出し工法で工事をすることになりました。
動画では今後の架設手順を予想しています。
八ツ山橋〜品川駅間の高架下では、工事事務所の整備や橋脚の仮設化を進めていました。
以上北品川〜品川の駅間の工事状況をまとめてみました。
地上に駅を作り踏切をなくす謎工事を観察2024 | 京急品川駅付近連続立体交差事業
上記動画verでは工事の様子を全区間に渡り紹介しています。
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