【北品川〜八ツ山橋〜品川】京急線連続立体交差事業の現状 2025年9月観察

品川第一踏切道に構築されたR16橋台 京急品川付近連立工事
品川第一踏切道(R16橋台)写真1

京浜急行電鉄で行われている連続立体交差事業を北品川駅から品川駅までの駅間観察してみました。

この記事は上記の動画内容を一部抜粋しています。動画では現地の様子を分かりやすく解説しています。よければご覧ください。

北品川〜八ツ山橋

用地整備のため解体が進むレジディア北品川
品川第二踏切道付近
大型重機により解体されるレジディア北品川
解体工事中のレジディア北品川

品川第二踏切そばに建っている高層マンション(レジディア北品川)は高架化用地に被っているため、来年1月末まで解体工事が行われます。地上では大型重機が解体作業をしていて、重機の先端には小割機と電磁石が取り付けられていました。このマンションはRC造なので、小割機でコンクリートと鉄筋を砕き、電磁石で鉄筋を分別していました。

八ツ山橋付近

品川第一踏切道に構築されたR16橋台
品川第一踏切道(R16橋台)写真1
R16橋台に整備された架設装置
品川第一踏切道(R16橋台)写真2

今回の京急線立体化事業は品川第一踏切まで高架化品川第一踏切〜品川駅〜泉岳寺までは地平化されます。品川第一踏切を出てすぐの八ツ山橋は老朽化及び線形変更のため新橋梁架設に向けた工事が進行中です。

品川第一踏切付近には新橋梁を支えるR16橋台が構築済みです。橋台上部には工事資材が細かく積み上げられています。新橋梁は送り出し工法で架設するため、工事で必要な機械や台車が整備されたようです。

八ツ山橋〜品川

八ツ山工区に整備されたR14橋台にはジャッキが設置されている
八ツ山工区に整備されたR14橋台

八ツ山工区にある向かい側のR14橋台も構築済みで、橋台の周りにはジャッキが取り付けられていました。取り付け方向から橋を降下するときに使うものではないかなと思います。

八ツ山工区に現れた巨大なトラス橋
八ツ山工区 写真1
八ツ山工区でトラス橋構築ため整備されたベントが撤去されていた
八ツ山工区 写真2

八ツ山工区では、新橋梁の組み立てが昨年11月下旬頃から今年の2月上旬にかけて行われました。白い本設トラスは長さ99.5mあり山手線ホームから見るとその巨大さに圧倒されます。橋梁組み立て時に構体を仮支えしていたベント撤去されて、橋梁下部がスッキリしました。

八ツ山橋架設再現

橋梁の架設は仮設トラスに繋いだ本設トラスを所定の位置まで徐々に移動させる送り出し工法という手法で行われます。送り出し回数は合計11回の予定で、最初の1回は八ツ山工区から北品川第一踏切まで送り出す距離の長い移動になります。

京急品川駅の既設高架橋は一部仮柱により支えられている
八ツ山橋〜品川駅間

八ツ山橋〜品川駅間の高架下は、高架橋を仮柱で支える工事が進められています。

以上北品川〜品川の駅間の工事状況をまとめてみました。

地上に駅を作り踏切をなくす謎工事を観察2025 vol.2 | 京急品川駅付近連続立体交差事業

上記動画verでは工事の様子を全区間に渡り紹介しています。

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