京浜急行本線、泉岳寺駅ー新馬場駅で行われている高架化工事を
品川駅から泉岳寺駅まで観察してみました(2022.9)
品川駅(駅構内)
品川駅ではホームの仮設化が進められています。
現在3階部分にあるホーム階を仮設にし1階にホームを移す流れで工事が行われます。
大きな工事はまだ行われていませんが、待合室や1番線ホームにあった飲食店は工事のため閉鎖されました。
山手線の留置線があった場所は線路が撤去され京急品川駅新ホーム建設に向け工事が始まりました。
土留杭を設置し土砂の掘削を行なっていました。基礎構築に向けた作業に見えますが詳細な内容はよく分かりません。
品川駅(第一京浜)
JRは1階、京急は3階にあるためコンコースには段差があります。京急が1階に移ることでJRのコンコースとの段差が解消され、
品川駅西口に設置する歩行者デッキにそのまま移行するように接続されます。デッキ建設に向けた動きはまだ見れませんでした。
ウイング高輪EASTは今回の工事で閉店になりました。私鉄駅ビルの閉店は京王や小田急などでも行われ、昭和の雰囲気を漂わせる建物は次々と無くなっていきます。寂しいですね。
品川ー泉岳寺
高架下には仮囲いが設置され重機が置かれていました。
品川ー泉岳寺駅の引き上げ線は品川駅地平化に伴い地上に移されます。
引き上げ線と下り線はJR側に移動させ仮設されますが、車窓からは仮設軌道などの様子は確認できませんでした。
引き上げ線地平化に伴い泉岳寺駅へ向かうトンネルアプローチ部分の線形も変更されることになりました。営業線の両脇に土留杭を設置しトンネルを露出させ下り線を移設、工事完了後埋め戻しを行う大掛かりな作業になります。
泉岳寺駅は京急の工事とは関係ありませんがホームの拡幅工事が行われます。現在は工事に向けた柱の補強などを行なっているそうです。
以上品川駅ー泉岳寺駅の工事の状況をまとめてみました。
動画verでは工事の様子を全区間に渡り紹介しています。
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