京浜急行電鉄、泉岳寺駅ー新馬場駅で行われている連続立体交差事業を
品川駅から泉岳寺駅まで観察してみました(2023年9月・10月)
品川駅構内

品川駅ではホームの仮設化が進められ、線路に工事桁が設置されたのを確認しました。
工事桁の下にはトラックが往来可能なゲートが整備されています。

既存の駅舎と仮設駅舎を仮受けする仮柱が設置されていました。

駅務室でも工事が始まり、かつて白い工事ネットの場所には大きな発車案内がありました。

京急品川駅高輪口付近の作業ヤードは、階段を一部閉鎖して使用しています。


山手線ホームから望むと、駅舎に作業構台や仮柱を設置した様子が確認できます。

作業ヤード内設置したタワークレーンを使い、作業構台の構築を進めていました。
このあと山手線ホームから見える広い作業ヤード内で、新八ツ山橋の構築を行うのではないかと予想しています。
品川駅西口

品川駅西口は解体工事が進行中で、JRの駅舎やシナガワーグースがほぼ取り壊されたのを確認しました。1年であっという間に景色が変わりますね。

こちらは昨年の様子。
品川ー泉岳寺

京急第10ビルが完全に解体され京急の高架橋が確認できます。
京急線は品川駅の高架から泉岳寺へ地下に潜っていく形で線路が敷かれていますが、

引き上げ線も地平化工事を行うため、

仮下り線と引上線を現在よりも大幅にJR側に寄せて整備した上で、

本線の改良工事を行いながら引上線の地平化を進めていきます。

ショベルクレーンの横に写っているのが現在の高架の引上線ですが、地平化になると引上線終端部は青い柵のあたりまで移動します。

下り線トンネルは地盤改良と躯体改造を実施していました。
以上品川駅ー泉岳寺駅の工事の状況をまとめてみました。
地上に駅を作り踏切をなくす謎工事を観察2023 | 京急品川駅付近連続立体交差事業
上記動画verでは工事の様子を全区間に渡り紹介しています。
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