こんにちはパンタさんです。
仙川から笹塚まで約7.2kmの区間に25箇所ある踏切を高架化工事により除却する京王線の様子を仙川から千歳烏山まで観察してみました。
今回の記事は動画の抜粋になります
駅間部(仙川ー千歳烏山)
営業線に木製覆工板が敷かれ工事中であることが分かります。
写真中央、仙川橋梁近くには背の高い灰色の仮橋脚が設置され仮高架橋工事が進んでいます。
通常の高架化工事は営業線をずらし高架橋に繋げますが、今回の京王線の工事では仙川橋梁の架け替えも同時に行うため切替部の作業が複雑になりました。
高架化工事は下り線→上り線の順に実施するため、橋梁の架け替えを行うと上り線の線形が保てなくなります。そのため一度仮高架橋を整備して上り線の高架化に備えます。
仮橋脚の設置が下り線側で進んでいたのを確認しました。
烏山変電所付近には第8工区工事事務所が設置されていますが、その隣に仮高架化時に使用する降下装置と思われるものが組み立てられていました。(6月下旬には解体済み)
降下装置内部には線路を枕木方向で支えるかんざし桁と線路を載せる茶色い工事桁が確認できました。
千歳烏山2号踏切付近にある高架橋は工事がひと段落したようで、事務所が高架下に整備されていました。
千歳烏山駅
千歳烏山駅仙川寄りの工事ヤードでは高架橋基礎杭工事が完了しており、地中梁構築作業に移行していました。
地中梁は基礎杭と柱部に接続する地下構造物で、構築のため掘削作業が行われていました。
千歳烏山駅南側、中央から芦花公園寄りでは用地整備が進んでいました。
以上簡単に京王線高架化工事に伴う変化の様子を投稿してみました。
動画版ではもう少し詳しく紹介しています!
興味のある方のみ是非ご覧ください!
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