こんにちはパンタさんです。
仙川から笹塚まで約7.2kmの区間に25箇所ある踏切を高架化工事により除却する京王線の様子を上北沢から下高井戸まで観察してみました。
今回の記事は動画の一部抜粋になります
上北沢〜桜上水(駅間部)
上北沢〜桜上水間は用地整備が行われ一部箇所で下水道管工事が実施されました。
この後は側道の移設を行い工事ヤードを整備していくものと思われます。
桜上水3号踏切から桜上水駅の区間は所々工事ヤードが整備されていますが、まだ本格着工には至っていません。
上北沢〜桜上水間の用地は他の区間よりも広く取られているのが特徴です。
事業調査の書類にはこの区間に引き上げ線の計画線があり、将来桜上水折り返しの列車が設定されるかもしれません。
資料は2009年作成と少し古いため計画が変更されている可能性があり今後の動向が気になります。
桜上水駅
桜上水駅に併設されている車庫線に木製覆工板が取り付けられていました。
駅舎の真下では掘削作業を進めていました。
桜上水駅は当初高架橋を先行構築して仮南口の通路を確保する予定でしたが、駅の利便性の観点から地下通路方式に変更されました。
仮南口の工事はまだ本格化していませんが、営業線直下にある閉鎖していた地下通路を再利用するため工事期間は短く、仮南口の切替時期は2025年度下期予定となっています。
車庫線(留置線)も高架化するので大きな高架橋になりそうです。
桜上水〜下高井戸(駅間部)
下高井戸5号〜3号踏切間の工事ヤードでは土留め工事や架線柱の仮設化が行われ、今年度は基礎杭工事まで予定されています。
下高井戸3号〜2号踏切間は線路に木製覆工板の設置を確認しました。
下高井戸駅
下高井戸駅前市場は広場や側道整備のため解体されました。
今は空き地になっていますが少し離れた場所で市場を復活させる構想があり、候補地の検討がされています。
下高井戸駅構内では明大前方面を中心に工事が行われホームの一部が仮設化されています。
上下線ホームは基礎杭構築作業のためホーム真下が掘削されていました。
駅南側は駅舎の外壁を一部撤去して基礎杭工事を進めていました。
以上簡単に京王線高架化工事に伴う変化の様子を投稿してみました。
動画版ではもう少し詳しく紹介しています!
興味のある方のみ是非ご覧ください!
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