京王5000系の車両輸送を観察

京王電鉄
J-TRECから出発する京王5000系

今回は、京王線最新形式の5000系第7編成が運ばれるシーンを観察してみました。

2022年10月下旬、
京王5000系の車両輸送が始まったと聞き製造元のJ-TREC(総合車両製作所)へ。

J-TRECから出発する京王5000系

到着すると既に車両はスタンバイ。
車体はトレーラーに繋がれ後続のトラックには台車が積まれていました。

神奈川県横浜市にある工場から東京都稲城市にある若葉台検車区(車両基地)まで車両が運ばれていきます。

ミシミシ、ギギギ、重厚な音を立てながら長さ20mの車体は京急の踏切に進入。

金沢文庫第2踏切

トレーラーはスピードを落としながら左右の警報器など障害物を確認しゆっくり通過。

電車が踏切を横断する光景は違和感たっぷりで、どうにか脳みそで処理しながら撮影しました(笑)。

甲州街道通過

5000系は深夜の甲州街道を颯爽と通過。

輸送する1時間前から複数の誘導車を走らせ道路状況を確認、
安全な場所では一般車と同じスピードで運ばれていきました。

仙川ー金子間の廃線を合成

車両を輸送する時に通る甲州街道には京王線の廃線跡があり、路面電車時代のDNAが今でも受け継がれているような感覚になります。

若葉台検車区到着

若葉台の車両基地に到着。
搬入路が道路と並行に設置されているためそのまま進入できずトレーラー台車を操作。

トレーラー台車の操縦

リモコンでトレーラー台車を操縦し車両の向きを変更。

車両に潜り確認作業を行なったあと、5000系は基地の中へ運ばれていきました。

大きな車体を操るハンドル捌きに終始圧倒、凄技を観てしまいました。
動画では輸送やその後の様子など詳しく紹介しています。良ければご覧ください。

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