リニア中央新幹線 品川駅工事の様子(2023年7月)

リニア工事観察
東海道新幹線品川駅東側 港南口付近(2023年7月撮影)

こんにちはパンタさんです。

JR東海が整備するリニア中央新幹線の工事を今回は品川駅で観察してみました。

今回の記事は動画の一部抜粋になります

東海道新幹線 品川駅構内

東海道新幹線品川駅コンコース(2023年7月撮影)

リニア中央新幹線品川駅は東海道新幹線品川駅の真下に設置されます。
両者ともJR東海の施設で将来供用が予想されますが、新幹線コンコースに変化はありませんでした。

東海道新幹線品川駅21・22番線ホーム(2023年7月撮影)

ホームの様子。東海道新幹線N700S系が進入していました。

このホームの下でリニア工事が行われていますが、改札階と同じくホームも工事による変化は確認できず、工事が行われる前の姿を維持していました。正直驚きです。

東海道新幹線品川駅22・23番線線路(2023年7月撮影)

駅の観察を続けると、線路が覆工板で覆われているのを発見。
やっと工事らしい光景を見つけました。

東海道新幹線品川駅22・23番線線路名古屋方(2023年7月撮影)

少し移動すると工事桁も見つけることができました(写真中央 灰色の鉄骨のような資材)。


工事桁は軌道直下を掘削するときに使うもので、線路下の歩道整備や掘削箇所にジャッキを設置して線路の位置を変更する工事などで使用します。

リニア中央新幹線品川駅整備イメージ

リニア中央新幹線品川駅は東海道新幹線の直下に整備するので、工事桁はフタのような役割で使用されています。

品川駅東側

東海道新幹線品川駅東側 東京駅方面(2023年7月撮影)

リニア品川駅は新幹線と同じくホームを2面4線構造で整備しますが、新幹線よりもホーム幅を広く取るため、港区特別区道243号線の車道を4車線から2車線に変更して工事ヤード(作業場)を確保しています。

東海道新幹線品川駅東側 港南口付近(2023年7月撮影)

ヤード内では掘削作業が行われ杭打ち機が留置されていました。

東海道新幹線品川駅東側 名古屋方面(2023年7月撮影)

名古屋方面を見ると灰色のプレハブが確認できます。
これはシールド工法で使う防音ハウスで品川駅の一部から神奈川県駅(仮称)まではシールドマシンを使いトンネルを整備します。

東海道新幹線品川駅22・23番線線路名古屋方ホーム先端(2023年7月撮影)

シールド工法はモグラのように地中を掘り進めてトンネルを作るので地上からの掘削作業は基本的に不要です。そのため東海道新幹線の線路は品川駅を出ると工事桁からバラスト軌道になり、地下作業の影響を受けません。

東海道新幹線品川駅東側 名古屋方面工事ヤード(2023年7月撮影)

防音ハウスの先にも工事ヤードがあり、工事事務所や詰所などを設置していました。

以上簡単にリニア中央新幹線工事に伴う品川駅の様子を投稿してみました。
動画版ではもう少し詳しく紹介しています

興味のある方のみ是非ご覧ください!

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