【京王線高架化観察】下高井戸-明大前-代田橋-笹塚 工事の様子(2023年2月)

京王線高架化観察
明大前下りホームから工事ヤード観察

 こんにちはパンタさんです。

仙川から笹塚まで約7.2kmの区間に25箇所ある踏切を高架化工事により除却する京王線の様子を下高井戸から笹塚まで観察してみました。

今回の記事は動画の一部抜粋になります

駅間部(下高井戸ー明大前)

下高井戸ー明大前間 (明大前3号踏切)

下高井戸駅から明大前までは広く用地が確保されていて、明大前3号から2号踏切の間には工事ヤードが設置されました。

下高井戸ー明大前間 (土留杭工事)

工事ヤード内では土留め杭工事を行なっていました。地中に杭や擁壁を埋め土砂の崩壊を防ぐことで掘削ができるようになります。掘削した場所では高架橋基礎部の構築が行われます。

明大前駅

明大前下りホームから工事ヤード観察

明大前駅は上下線ホーム変化はありませんが、下りホームからは工事ヤードの様子が確認でき、鋼矢板を使った土留杭の設置が行われていました。

明大前駅南側

明大前駅では躯体工事が行われ高さ15mほどの橋脚の建設が行われていました。
この駅は2面4線となり優等の待避や接続ができるようになるので、高架橋は大きく構築されます。

明大前駅施工順序

駅間部(明大前ー代田橋)

明大前ー代田橋間 (代田橋7号踏切)

代田橋7号踏切は、昨年10月に一部分を残し構築を終えた高架橋があります。複線分構築されているので最終形に近く電車の通過が楽しみになります。
右側のフェンスは都市計画道路放射23号線の用地で、井の頭通りのルートをより安全でシンプルなものにするために使われます。

明大前ー代田橋間 (代田橋4号踏切)

明大前ー代田橋間は、高架橋構築のため仮線が整備されます。営業線を北側にずらし高架化用地を確保するもので現在は仮線用地の確保が進められていました。

代田橋駅

代田橋駅上りホームから工事ヤードを観察

代田橋駅は上りホームを仮設にする工事が進行中で、現在は線路を移設するためホームや通路の構築が行われていました。高架化工事は営業線の南側で工事を行うシンプルなものですが用地の関係から、この駅は大掛かりな工事になっています。

代田橋駅施工順序

駅間部(代田橋ー笹塚)

代田橋ー笹塚間高架下の様子

笹塚高架下は工事ヤードになっていて、高架橋の擁壁を解体する工事が進行中です。高架化工事なのに解体は矛盾していますが、この区間は仮線整備でレールの位置が変更になるのでその作業が円滑にできるように橋脚の仮設化が行われています。

以上簡単に京王線高架化工事に伴う変化の様子を投稿してみました。
動画版ではもう少し詳しく紹介しています

興味のある方のみ是非ご覧ください!

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