こんにちはパンタさんです。
仙川から笹塚まで約7.2kmの区間に25箇所ある踏切を高架化工事により除却する京王線の様子を上北沢から下高井戸まで観察してみました。
今回の記事は動画の一部抜粋になります
上北沢ー桜上水(駅間部)

用地は確保されていますが、上北沢駅から桜上水3号踏切付近は2024度着工予定の第5工区となっているため用地はまだ手付かずの状態です。

桜上水3号踏切から桜上水駅の区間は第4工区ですが、駅間に関してはこちらも動きはありませんでした。事業区間が7.2kmと長いので複雑な箇所から作業を始めて、工程がシンプルな場所は後から工事開始という流れになっているのかもしれませんね。
桜上水駅

桜上水駅からは工事現場が確認でき、駅南側では長さおよそ80mの高架橋を構築しています。

桜上水駅部の工事は他の高架化対象のどの駅よりも進んでいます。
元々この高架橋は仮南口の一部として使用するため先行して建設しましたが、計画が変更されました。
2022/12/14 第4工区の工事説明会資料(14~17ページ)にて、工事期間中の桜上水駅の仮南口の位置を示しておりますが、駅利用者の利便性や工事への影響等を再検討した結果、仮南口の位置を変更することとなりました。詳細につきましては、改めて当ホームページ等でお知らせいたします。
京王電鉄京王線(笹塚駅〜仙川駅)連続立体交差事業 | 京王グループ
この変更については動画内でまとめています。

南口すぐ隣にある桜上水ビルは解体工事中で、付近にあった駐輪・駐車スペースは工事ヤードになりました。

留置線も高架化するので大きな高架橋になりそうです。
桜上水ー下高井戸(駅間部)

桜上水ー下高井戸の駅間の工事ヤードでは以前あった建物の基礎解体と土留め杭工事が行われていました。ブロック状に切り出された基礎が確認できます。

桜上水2号踏切から下高井戸にかけて大きな変化はなく信号設備が移設されたのを確認しました。
下高井戸駅

下高井戸駅北側にある工事ヤードでは配管工事が行われ高架橋基礎杭構築用のコンクリートプラントが設置されました。

駅構内はホームの仮設化工事が進められています。

営業線の線路にはコンクリートプラントに繋がる配管が通されました。
下高井戸駅は新駅舎の構築スペースが非常に限られていて、今後どのように構築していくのか気になります。

新駅舎はカーブが少し緩和されホームとの隙間が狭くなり、現在よりも安全になります。

下高井戸1号踏切そばにあった薬局は用地整備のため解体されました。

駅南側にあったレストラン跡地は工事ヤードとして整備されました。
以上簡単に京王線高架化工事に伴う変化の様子を投稿してみました。
動画版ではもう少し詳しく紹介しています!
興味のある方のみ是非ご覧ください!
コメント
毎回大変素晴らしい工事観察に感銘を受けています。
ご相談になりますが、現在サイトにアップされている動画等に著作権などはありますでしょうか?
差支えなければ動画を使わせていただけないかと考えております。