【京王線高架化観察】千歳烏山-芦花公園-上北沢 工事の様子(2024年6月)

 こんにちはパンタさんです。

仙川から笹塚まで約7.2kmの区間に25箇所ある踏切を高架化工事により除却する京王線の様子を千歳烏山から上北沢まで観察してみました。

今回の記事は動画の一部抜粋になります

芦花公園4号踏切付近

千歳烏山駅そば芦花公園4号踏切近くにある用地には、仮囲いが設置され工事ヤードとして整備していました。この場所には将来千歳烏山駅前ロータリーが設置されます。

芦花公園3号から1号踏切の区間にある下り線高架橋の一部

芦花公園3号から1号踏切の区間で工事が進む高架橋は、床版まで構築が完了しています。
写真左側、芦花公園駅側では柱部の鉄筋が何箇所か確認でき高架橋構築工事を継続して行うものと思われます。

改札外北側エスカレーターの解体が進む芦花公園駅

芦花公園駅は営業線真上にある改札階が将来構築する高架橋に干渉するため、仮駅舎工事を進めています。現在は北側エスカレーターの撤去まで作業が進んでいます。

芦花公園駅下りホーム

下りホームは構築する高架橋の一部がホームにはみ出るので防護柵が組まれていました。

芦花公園駅上りホーム

上りホームは臨時改札設置のためエスカレーターと待合室が閉鎖されました。
上り臨時改札の設置理由は工事進捗によるものとして具体的な設置理由は明かされていませんが、北側改札外昇降施設が今後エレベーターのみになるのを防ぐためだと思われます。

芦花公園駅北側

臨時改札は直接ホームに繋がる構造で、出入り口整備のため駅舎外壁に仮囲いが設置されていました。

芦花公園駅施工順序

工事はこのような流れで行われます。

解体中の八幡山引き上げ線

八幡山の旧引き上げ線は新しい高架橋とはルートが合わず解体工事が行われています。
芦花公園駅寄りは完全になくなっていました。
地中の基礎はどのように扱うのか気になります。

八幡山ー上北沢駅間の様子

八幡山ー上北沢駅間は高架橋構築時の支障になる下水道管の撤去工事をしていました。
構築する高架橋が八幡山の高架橋と合体する日が楽しみです。

上北沢駅南側

上北沢駅南側では水道管の新設撤去工事を行なっておりこの作業が終わると、次は側道の移設工事が行われます。

上北沢駅施工順序

上北沢駅の高架化工事はこのような流れで行われます。

上北沢駅南口そばの様子

上北沢駅南口そばにあった店舗は解体作業が行われていました。
駅南側は写真左奥に見える金融機関の移転作業をもって用地取得作業が完了するものと思われます。

用地の観察は難しく、事業体と権利者の交渉の遅延以外にも工事進捗状況による移転時期の調整、交渉以前の算定作業の遅れなどがあり、複雑な事情で用地整備が進んでいないケースがあります。

以上簡単に京王線高架化工事に伴う変化の様子を投稿してみました。
動画版ではもう少し詳しく紹介しています

興味のある方のみ是非ご覧ください!

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